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イベリア航空向けのA321XLRがハンブルクの工場で確認される 1号機の受領エアラインになる可能性も

 IAGグループのイベリア航空向けのA321XLRの姿がハンブルクのエアバスの工場で確認されました。

 イベリア航空は、計8機の同型機を導入予定ですが、その初号機となるMSN11504が、尾翼にイベリア航空の塗装をまとっているのが確認できます。

 なお、これまで同じくIAGグループのエアリンガスが同型機の量産型1号機を受領するとみられていましたが、現在同社においては、パイロットと会社側が給与をめぐり対立していることから、このようなことが影響してIAGグループ内で機材の再割り当てを行う可能性があり、その結果としてイベリア航空向けの機材が量産型の初号機の受領となる可能性が出てきています。

 現在のところエアバスは、A321XLRの初号機の引き渡しを2024年第3四半期に予定し、間もなくナローボディ機世界最長の航続距離を誇る航空機がデビューすることになり、その初号機の行方が注目されています。Photo : Airbus

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