シンガポール航空は、2024年3月期の決算が過去最高益となり従業員に給料8ヶ月分のボーナスを支給することがわかりました。
同社が発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が26億7500万シンガポールドル(約3,090億円)となり、2年連続で過去最高益を更新しました。
この業績を受け、同社の従業員は、労働組合と会社が合意済みの計算方式で給与の7.94か月分に相当する利益分配ボーナスを受け取ることができます。
なおこのボーナス支給について同社は「このボーナスは、単なる自然発生的な感謝の行為ではなく、会社と労働組合との長年にわたる協定に基づくもので、これは会社と従業員の間の調和のとれた関係を体現している」とコメントしています。
先日エミレーツ航空も高額ボーナスの支給を決定して注目を集めましたが、これら企業にように、得られた利益は従業員にしっかりと還元していくシステムが企業を大きく、そして強くしていくのかもしれません。Photo : Singapore Airlines