カタール航空のMohammed Al Meer CEOは、エアバスとボーイングに対しサプライチェーン問題を解決するよう求めました。
これはカタールの経済フォーラムで同CEOが語ったものとなり、エアバスとボーイングは、次世代航空機の納入が遅れ続けていることを受けて、顧客への影響を軽減するためにさらに努力する必要があると述べました。
またこの遅延は、原因の一つとしてサプライチェーンの問題に起因しているとし、サプライヤーに対し圧力をかけ解決していくべきとしています。そしてサプライチェーンの混乱とボーイングの安全危機のため、以前の生産レベルに戻るのに苦労しているとし、新機材の不足によりカタール航空はコロナ後の旅行需要の高まりに対応できない状況であると不満を述べました。
昨年11月に新CEOに就任した同氏ですが、航空機メーカーへの強い主張は、前任のAkbar Al Baker氏と同様であり、カタール航空の社風とも言えそうです。Photo : Qatar Airways