カタール航空は、最大150機の大型機の発注を検討していることがわかりました。
先日同社のBadr Mohammed Al Meer CEOは、今後大型発注を予定し、既にボーイングとエアバスの両社に提案依頼書を発行したことを明らかにしていましたが、その規模が約100機~150機の規模であることがBloombergの報道による関係者の情報として明らかになっています。
この機材導入は、機材更新および事業拡大を見据えたものとなり、現時点でB777XまたはA350の両機種が有力候補になっている模様です。
現在のところ数ヶ月以内に交渉が完了する見込みとしており、今年後半には大型発注が発表される可能性が高く、それに伴い今後の戦略の詳細が明らかになってくるものと考えられます。
なお中東エアラインの各社は、今後事業を拡大する計画としており、リヤド航空などの新規参入もあり、より競争が激しくなることが予想されています。Photo : Qatar Airways