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シンガポール航空機が乱気流に巻き込まれ1名の死亡を確認 30名以上の負傷者が発生する事態に

 シンガポール航空機が乱気流に巻き込まれ1名の死亡が確認されました。

 この事故が発生したのは、現地時間2024年5月20日にロンドン/ヒースロー空港を出発しシンガポールに向かっていたSQ321便となり、ミャンマーからバンコクにかけて飛行している際に乱気流に遭遇し、バンコクのスワンナプーム空港に緊急着陸しました。

 飛行データなどによると瞬間的に6,000ft以上降下した可能性があり、機内ではシートベルトをしていなかった乗客や客室乗務員が天井に打ち付けられるなどし、これまでに1名の死亡、30名以上の負傷者が確認されており、今後さらに負傷者の数が増えることも予想されています。

 なお当該機は、スターアライアンス塗装のB777-300ER (9V-SWM) となり、同便には乗客211人、乗員18人が搭乗していました。Photo : SIA

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