カタール航空は、ヴァージンオーストラリア航空の株式取得に向け交渉中であることがわかりました。
ヴァージンオーストラリア航空は、新型コロナウイルスの影響により事実上の経営破綻に陥り、その後アメリカのベインキャピタルがオーナーとなりましたが、現在カタール航空とベインキャピタルが株式売買の交渉を行っていると現地紙などが報じています。
現在のところ取得規模は最大20%とみられており、オーストラリアの競争当局の承認を得る必要があるものの、早ければ来週にも契約内容が正式発表される可能性がある模様です。
仮にカタール航空がヴァージンオーストラリアの株式を取得した場合、中東エアラインが同社に出資するのは2回目となり、2015年まではエティハド航空が同社の株式を約25%保有していました。
カタール航空は、海外エアラインに積極投資するエアラインとして知られており、現在このほかにもルワンダ航空の株式取得に向け協議を進めているとされています。Photo : Virgin Australia