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カタール航空CEO、今後拡大を目指す市場の一つに日本市場を挙げる 現在機材の大型発注に向けて準備を進行中

 カタール航空のBadr Mohammed Al Meer CEOは、今後拡大を目指す市場の一つに日本市場を挙げました。

 同CEOは、海外紙のインタビューに応じて今後の事業計画について語り、今後注力していく市場として日本、中国、インド、オーストラリア、韓国を挙げました。

 また今後の事業拡大に備え、機材の大型発注に向けて準備を進めているとし、既にボーイングとエアバスの両社に提案依頼書を発行したとしています。またQスイートの改良を予定し、新シートは7月に開催されるファンボロー航空ショーで公表する予定としました。

 そして導入予定のB777Xについては、2025年末までには受領できると見込んでいるとし、ボーイングに対し強い信頼を示しました。

 既報の通り同社は、JALの羽田~線のドーハ線の開設に伴い同路線を運休する計画ですが、今後日本市場に注力するという方針としたことにより、どのような路線展開を想定し、便数増加を図るのか注目となります。Photo : Qatar Airways

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