世界最大の航空機リース会社のエアキャップのAengus Kelly CEOは、トランプ関税は、エアバスに有利に働くとの見方を示しました。
これはアメリカメディアのインタビューで同CEOが発言したもので、アメリカのトランプ大統領が推し進める関税政策により、ボーイング機は今後4,000万ドル以上値上がりする可能性があるとし、大半のエアラインはエアバス機に目を向けることになるとの見方を示しました。
またこの影響により、エアバスは世界の航空機市場の最大80%のシェアを握ることも考えられるとし、航空機市場においてトランプ関税はエアバスに優位に働くとしています。
現時点で関税の影響は不透明な状況ですが、トランプ大統領の政策が自国のボーイングの首を絞めかねないものとなる可能性もあり、今後の動向が注目されます。Photo : AerCap