マニラのニノイ・アキノ国際空港は、セキュリティチェックを行う保安検査職員に対し、利用客のパスポートに触れないよう新規則を設けたことがわかりました。
この新規則は、先日セブパシフィック航空の乗客のパスポートを、空港職員が僅かに破損させたことにより、インドネシア当局が入国を拒否し、同社便に搭乗できなかったことに起因しています。
Cebu Pacific has addressed a now-viral social media post alleging travel mismanagement after an elderly passenger was barred from boarding a flight to Bali, Indonesia, due to a torn passport.
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— Daily Tribune (@tribunephl) April 24, 2025
このようなことから同空港は、チェックインおよび入国管理職員を除く職員に対し、ターミナルへの入場およびセキュリティチェック中はパスポートに触れないよう指示し、利用客に対しては、有効な身分証明書または渡航書類を提示するよう求めています。
今回の空港側の対応は、責任および乗客の不便を回避することが目的と思われますが、世界的にも珍しい規則であることから、フィリピンらしいという声も聞かれています。Photo : NAIA