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エミレーツ航空、不安定な中東情勢下でも安全運航に自信「乗客と乗務員の安全を最優先に考えており安全でなければ運航しない」

 現在も中東情勢は不安定な状況が続いていますが、エミレーツ航空は、今後の安全運航に自信を示しています。

 過去2週間で中東情勢の悪化が懸念され他社が欠航便を発生させる中、同社は紛争地域を回避するために経路を変更することで定期便の運航を維持し、世界各地のネットワークで5,800便以上を運航し、170万人以上の乗客にサービスを提供し、利用客が重視する旅行計画の確実性を提供しました。

 先日の中東各国での空域制限下では、緊急時対応計画と混乱時対応計画に速やかに移行し、目的地変更の便は発生せず、欠航便もごく僅かに留め、混乱を防ぎました。

 また同社は、乗客と乗務員の安全を最優先に考えており安全でなければ運航することはないとしており、常に情勢を注視し、航空当局と連携し、あらゆる潜在的なリスクを評価することで、すべてのフライトが紛争地域から安全に迂回航路を変更できるよう努め、規制要件も遵守し、今後も安全運航を継続させるこに自信を示しています。Photo : Emirates

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