ルフトハンザドイツ航空は、欧州域内のレジャー路線の航空需要が回復していることから、短距離路線にもB747やA350を投入する計画であることがわかりました。
現在特に需要が拡大しているのが、スペインのマヨルカ島へのフライトになり、この路線の一部便において、フランクフルト発ではB747、ミュンヘン発ではA350を投入する計画です。通常これらの路線にはA320などのナローボディ機が投入される路線ですが、B747などの大型機が投入されるのは異例となります。
現在同社が保有する19機のB747型機のうち13機が運航ラインに復帰しており、欧州のワクチンの接種が進むにつれて、徐々に航空需要も回復しています。
現時点では欧州域内での航空需要の回復に限られていますが、今後世界的にワクチンの接種が進むにつれて、同様の需要回復が長距離路線などでも現れることが期待されます。Photo : Lufthansa