ルフトハンザドイツ航空は、新型コロナウイルスの影響による航空需要の低下により、一部の大型機材を地上保管としていますが、今週保管されていた一部のB747-8型機が運航ラインに復帰しました。
復帰したのは、2020年3月から保管となっていたレトロ塗装の『D-ABYT』と昨年11月から保管となっていた『D-ABYA』となります。既に前者は、3日のフランクフルト~サンパウロ線に投入されたほか、後者は6日のフランクフルト~南京線に投入される予定となっています。
現在同社は、19機のB747-8型機を保有していますが、今回2機が復帰したことにより稼働機数は13機となり、残る同型機の保管数は6機となり、航空需要の回復と共に徐々に稼働機数が増加しています。
今後同社は長期的にはB747-400型機を退役させる予定ですが、即時退役とはせず運航ラインに復帰させるとみられており、A380は厳しい状況に置かれていますが、B747シリーズは今後もしばらくは同社で活躍する姿がみることができそうです。Photo : Lufthansa
ルフトハンザドイツ航空、東京/羽田~ミュンヘン線の再開を2021年8月1日に延期 フランクフルト線のB747-8投入も7月1日に延期