アエロフロートロシア航空は、ウクライナ侵攻による欧米諸国からの制裁の影響により機内エンターテイメントが使用出来なくなったことを受け、乗客に対し読書と瞑想を提案しています。
同社は、ソーシャルメディアのTelegramにて、機内エンターテインメントを見る代わりに、瞑想や、今年を振り返ったり、新しい年に向けてウィッシュリストを作ったり、計画を書いたりしてみてはどうかと提案しています。
同社は現在国内企業による配信に切り替える方針としており、今後再び機内エンターテイメントが提供されることを約束していますが、制裁の影響は一般人にも身近となっていることがみてとれます。
現在ロシアの航空業界は、スペアパーツ不足などにより、他機から部品を調達するなどの共食い整備を行っているとみられており、エアバスCEOもロシアの航空業界の安全性に懸念を示すなど、安全性が疑われる状態となっています。