エティハド航空のTony Douglas CEOは、退役が決定的とみられているA380について言及しました。
同CEOは、先日オンラインで行われたワールド・アビエーション・フェスティバルで保有するA380について、『A380は、素晴らしく我々も楽しめる機材であったが、もはや持続可能な航空機ではありません』とコメントしました。
正式な退役については、明言しなかったものの、既にHPから保有機材として同機を削除したこと、現地紙のインタビューでA380は二度と運航しないとの見解を示すなど、現在も退役させる方針に変わりはないとみられます。また“BIG is Beautiful”と掲げ成長を優先する戦略から一転し、今後エティハドは変革の道を歩むとしており、既報の通りB777-300ERを年内に退役させる方針を示し、大型機材を退役させ、保有機材を簡素化するとしています。
同社はパンデミック以前からワイドボディ機の保有機材の簡素化を進めており、これまでにA330、A340、B767、B777-200を退役済みとしており、今後は更に保有機材を簡素化することになります。Photo : Etihad Airways