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2020年の世界で最も忙しい空港TOP10 アトランタ空港が22年振りに首位陥落 羽田空港も圏外に

国際空港評議会(ACI)は、2020年の世界で最も忙しい空港のトップ10を発表しました。

これまで22年間連続で首位を守り続けてきたアメリカのアトランタ空港は、首位から2位に転落し、1位は前年11位の広州空港となりました。新型コロナウイルスの影響により大きく順位が変動しており、トップ10のうち7空港が中国となり、残るはアメリカの空港となりました。

また昨年トップ10入りしていた、2019年に3位であったドバイ空港、5位であった東京/羽田空港、7位であったロンドン/ヒースロー空港、8位であった香港空港、10位であったパリ/シャルルドゴール空港はトップ10から漏れました。

2020年の順位は以下の通りです。【順位/空港/年間利用客数】

1位 広州空港 4,380万人
2位 アトランタ空港 4,290万人
3位 成都空港 4,070万人
4位 ダラス/フォートワース空港 3,940万人
5位 深圳空港 3,790万人
6位 北京首都空港 3,450万人
7位 デンバー空港 3,370万人
8位 昆明空港 3,300万人
9位 上海虹橋空港 3,120万人
10位 西安空港 3,110万人

国際線の航空需要が世界的に壊滅状態となったことから、国内線利用者数が多い空港がランキング入りました。新型コロナウイルスの終息後には以前の順当な順位に戻ると予想されますが、中国の勢力は日に日に増しています。Photo : China Southern Airlines

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