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マレーシア航空、ワクチン接種者を対象に約2,300円からの割引運賃を設定

 マレーシア航空は、ワクチン接種者を対象に片道約2,300円からとなる割引運賃を設定した事を発表しました。

 今回の運賃の設定は、ワクチンを接種した人を対象に、離れて暮らす夫婦や両親など大切な人と再会するために考案したとし、国内線のエコノミー・ライトカテゴリーで最安値89リンギット(約2,300円)という料金設定となっています。

 このキャンペーンは、2021年8月10日から2021年9月30日までの予約で、2021年10月30日までの搭乗分が対象となります。

 なお現在マレーシア航空のパイロットと客室乗務員の93%以上がワクチンの接種を受けており、8月中旬までに全従業員の完全接種を達成する見込みとしています。

 今回の発表に伴い同社の Izham Ismail CEOは『パンデミックは、世界中の多くの人々から旅行の喜びを奪っています。マレーシア航空は万全の体制で臨んでおり、全国的な移動制限がとられて以来、大切な人に会えないお客様を機内でつなぐ役割を果たせることをうれしく思います。また、お客様に安心してフライトをご利用いただくためには、ワクチンを接種した人員でフライトを運航することが重要だと考えています』とコメントしています。Photo : Airbus

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