国土交通省航空局は、大分県の要望を踏まえ、大分空港へのコンセッションの導入可能性検討、事業スキーム案の検討及びその他必要な課題整理を行うことを目的として、幅広く意見を募集する民間ヒアリングを実施すると発表しました。
同省は、関心を持つ事業者に対し関心表明書、守秘義務誓約書、ID申請フォームを提出するよう通達しており、今後どのような企業が名乗りを上げるのか注目となります。
新型コロナウイルスの影響以前までは、インバウンドの獲得などにより年間利客数200万人代まで増加させており、運航が停止されていた都市部へのアクセス改善となるホーバークラフトの運航の再開も昨年決定し、県は空港事業を強化しています。
今後は更なる成長を見据え滑走路・ターミナルなどの一体運営が必要との認識であることから今回のヒアリングに至っており、今後同空港は民間運営となる可能性があります。Photo : 大分空港