航空ニュース

国交省、大分空港の運営権売却の検討を進めるために民間ヒアリングを実施

 国土交通省航空局は、大分県の要望を踏まえ、大分空港へのコンセッションの導入可能性検討、事業スキーム案の検討及びその他必要な課題整理を行うことを目的として、幅広く意見を募集する民間ヒアリングを実施すると発表しました。

 同省は、関心を持つ事業者に対し関心表明書、守秘義務誓約書、ID申請フォームを提出するよう通達しており、今後どのような企業が名乗りを上げるのか注目となります。

 新型コロナウイルスの影響以前までは、インバウンドの獲得などにより年間利客数200万人代まで増加させており、運航が停止されていた都市部へのアクセス改善となるホーバークラフトの運航の再開も昨年決定し、県は空港事業を強化しています。

 今後は更なる成長を見据え滑走路・ターミナルなどの一体運営が必要との認識であることから今回のヒアリングに至っており、今後同空港は民間運営となる可能性があります。Photo : 大分空港

国交省、広島空港の民営化で広島国際空港株式会社と30年契約を締結 将来的にホノルル・ヘルシンキ線を誘致

熊本空港、民営化で地方空港として最大の国際線ネットワークを構築

北海道エアポート、3月1日より稚内、釧路、函館、帯広、女満別各空港の空港運営事業開始 道内7空港の民営化が完了