エミレーツ航空は、アラブ首長国連邦(UAE)の建国50周年を記念して、A380型機とB777-300ER型機の特別塗装機を導入することを発表しました。
機体には「United Arab Emirates 50」のデザインが施され、50周年をテーマにした新しいデカールは、アラビア語と英語で機体の両側にデザインされています。
Photo : Emirates
デザインは、通常塗装にある「Emirates」を利用してUAEの名前を完成させたもので、「50」のシルエットは、ダイナミックでありながら優美なラインを描き、この国の豊かな歴史の層を表現したとしています。なお来月以降、さらに多くの航空機に50周年記念の特別なカラーリングが施される予定としています。
またこの作業においては、平均して3日間、最大14人のスタッフがそれぞれのデカールを取り付ける作業を行います。
初号機となる「A6-EVG」は、8月15日にフランクフルト線へ投入されており、今後ロサンゼルス、ロンドン、ワシントンD.C.、ニューヨーク、ミュンヘン、チューリッヒ、パリ線へ運航を拡大する予定としています。