ルフトハンザドイツ航空は、アフガニスタンでの混乱が始まって以来、ドイツ空軍と連携し1500名以上の難民を輸送したことを発表しました。
この1週間で同社は、ドイツに向けて12便の特別便を運航して1,500名以上の関係者や難民を輸送しました。アフガニスタンにおいては、危険が伴うためドイツ空軍がA400Mにてウズベキスタンのタシケントまでの輸送を担当し、その後ルフトハンザがA340-300型機でフランクフルトまで輸送する形をとりました。
Photo : Bundesweh
フランクフルトに到着すると、ルフトハンザのサポートチームが、到着したばかりの人々に食べ物や飲み物、衣類を提供したり、初期の医療や心理的ケアを行ったりします。また、フランクフルトに到着した多くの子供たちのために、遊び場やお絵かきコーナーが設置され、おもちゃが寄贈されました。なお新型コロナウイルスの対策も並行して行われており、PCR検査も実施されています。
ルフトハンザは、ドイツ外務省との連携により、今後もタシケント発の便を追加で運航する予定としています。