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カーゴルックス、A350Fを導入か 導入となれば初のエアバス機

 カーゴエアラインのカーゴルックスは、今後エアバスが開発を予定しているA350Fの導入を検討している模様であることがわかりました。

 同社のRichard Forson CEOは、以前からA350Fの開発に期待を示していたほか、情報筋によると先日カーゴルックスの代表団がエアバス本社を訪れ、同型機のベースとなるA350-1000型機(F-WMIL)に試乗したとの情報があります。

 また、フライト情報を提供するFlightrader24においては、そのフライトがカーゴルックス便として表示されたことが確認されており、10月19日以降にトゥールーズ周辺を計3回飛行したことがわかっています。

 現在までに同型機のローンチカスタマーは明らかになっていませんが、仮に同社がA350Fを導入するとなれば初のエアバス機の導入となります。なおこれまでに候補とみられているのはカタール航空ですが、現在同社はエアバスとの間に問題を抱えており、この問題が何らかの影響を与えることが指摘されています。対するボーイングもB777XFの開発を来月11月にも発表する見込みとなっており、今後貨物機の新型機の受注の争いは激しくなることが予想されています。Photo : Cargolux

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