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韓国航空当局、B737MAXの運航再開および領空通過を2021年11月22日に再認可

 韓国の航空当局は、2021年11月22日にB737MAXの運航再開および領空通過を再認可することを発表しました。

 韓国は、B737MAXで運航されたライオンエア航空機とエチオピア航空機の墜落事故を受け、同型機の運航を停止する措置をとっていましたが、これを解除します。

 同局によれば他国で運航を再開したB737MAXを1年間にわたって監視し、航空専門家などから集めた意見に基づいて安全上の問題はクリアされたと結論づけたとしています。また昨年11月以降、世界各国の同型機の飛行時間は50万6,330時間を超え、累積飛行時間は20万6,856時間となっており、安全性に関する問題は起きていないとしています。

 現在同国のエアラインで同型機を保有するのはイースター航空のみとなっており、今回の規制解除によりこれまで導入を予定していた大韓航空、そしてチェジュ航空・ティーウェイ航空も導入を検討するものとみられます。Photo : Boeing

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