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UPS、B767Fを19機購入する契約をボーイングと締結 ボーイングは貨物機市場で記録的な1年に

 UPSは、B767Fを19機購入する契約をボーイングと締結したことを発表しました。

 今回の発注機材は、2023年から2025年の間にデリバリーが行われる予定となり、UPSは同型機のローンチカスタマーとなって以来合計91機の同型機を導入することになります。また同社は、747、757、767、MD-11を含む236機のボーイングの貨物機を運航しており、ボーイングにとって貨物機市場の最大の顧客の一つとなっています。

 またボーイングにとってこの契約は、新型ワイドボディ貨物機の確定受注80件、転換貨物機(BCF)の受注80件以上など、貨物機の販売において記録的な年に花を添えるものであるとしています。

 今回の契約に伴いボーイングのIhssane Mounir セールス&コマーシャルVPは「今回の19機の受注は、ボーイングフレイターファミリーにとって素晴らしい1年を締めくくるもので、このような素晴らしい1年になるとは思ってもいませんでした。これらの新型機は、767型Fの代名詞である実証済みの経済性、信頼性、柔軟性により、UPSが短期および長期の貨物需要に対応することを可能にします。」と述べています。Photo : Boeing

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