韓国国内で、『コードワン』として呼ばれている韓国の大統領専用機が、新機材(HL7643)となってから初めての任務として2021年1月15日に就航しました。
初めての任務は、文在寅大統領一行がUAE、サウジアラビア、エジプトを訪問する1週間の外遊に使用され、新機材となるB747-8i(213席)は、これまでのB747-400型機の後続機として運用されます。
Photo:대한민국 청와대
同機はもう1機のバックアップ機と同様に大韓航空から5年間のリースで導入されており、昨年10月にルフトハンザ テクニックがハンブルクで各種セキュリティ装置や通信装置の装備、ミサイル防衛システムの設置などを行い、その後釜山にある大韓航空の整備施設で大統領専用機のデザインに塗装されています。
リース料は5年間で約260億円となり、一時は政府が機材を購入することも検討しましたが、これまで同様に大韓航空のウェットリースにより運用を行います。