デルタ航空とエールフランスKLMは、ITAエアウェイズの株式の過半数を取得するためにイタリア政府に対して関心表明(EoI)を提出したと現地紙が報じました。
デルタ航空とエールフランスKLMは、国際的なファンドと共同で株式の過半数を取得する計画となり、既にEolを提出したルフトハンザグループと競合することになります。
またこのほかにも既に航空事業に投資しているファンドからもEolの提出があったとされており、イタリア市場を巡っては多くの関心を集めているのが現状となります。
なおITA側はルフトハンザグループ入りに意欲的な姿勢を見せていましたが、出資に否定的に立場を示していた現加盟アライアンスの主要エアラインであるデルタ航空とエールフランスKLMグループが一転してEoIを提出したことにより、今後イタリア政府がどのような判断を下すのか注目となります。Photo : ITA Airways