カナダ政府は、2022年4月1日から入国規制を緩和し陰性証明書の提示を不要とすることを発表しました。
これまでワクチン接種者は、72時間以内に取得した陰性証明書の提示により隔離なしで入国が可能となっていましたが、4月1日からはワクチンの3回接種を条件に陰性証明書の提示も不要とします。なお引き続きランダムの検査は行われることから、仮に選ばれた場合は検査を受ける必要があります。(隔離不要)
これにより手間や金銭面での負担が減り渡航のハードルが大幅下がることから、航空需要の拡大が予想されます。
なお引き続き全ての入国者は、無料アプリのArriveCANにて必要事項を入力必要があり、仮にこのアプリの入力を怠った場合は、ワクチン未接種者と同等の条件で入国することになり、自己隔離が必要となります。
世界的に入国規制の緩和が進んでますが、陰性証明書は旅行者の負担が大きいことから、航空需要のの足枷になっているのとの指摘があり、今後カナダのように規制が緩和されることにより従来に近い渡航に近づいていく見込みです。
Photo : Air Canada