成田空港は、2022年3月の運用状況を発表し、国内線においては、コロナ以前となる2019年比で8割近くまで回復したことを明らかにしました。
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【旅客便の動向】
国際線は、ウクライナ情勢による減便や運休が一部あったものの、旅客便数は前年同月比123%、旅客数は前年同月比316%と回復傾向が続いています。また国内線は、まん延防止等重点措置が解除され、旅客便は前年同月比213%、旅客数は233%と回復傾向にあり、コロナ禍前の2019年との比較では8割近くまで回復しています。
【貨物便の動向】
国際線貨物便の発着回数は、大型機材に集約して輸送する動きが進み、前年同月比よりも下回っているものの、旅客便の運休・減便による貨物スペースの減少や、国際海上輸送の混乱による船落ち貨物の航空輸送への流入により、国際線貨物臨時便が多数運航されたことで好調を維持しています。
国際航空貨物量は、ウクライナ紛争の影響で欧州線に欠航が発生したことや、中国における新型コロナ対策の強化に伴い、前年同月比97%と下回ったが、コロナ前と比較すれば、引き続き高い水準を維持しています。