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三井住友系の航空機リース会社のSMBCアビエーションキャピタルがゴスホークを買収 業界第2位に浮上

 三井住友ファイナンス&リース株式会社は、傘下の航空機リース会社のSMBCアビエーションキャピタル(SMBCAC)が、アイルランドに拠点を置く航空機リース会社のゴスホークを取得することについて、関係当局からの許認可等が得られることを前提に合意したことを発表しました。

 この合意によりSMBCACがゴスホークの全株式を取得することにより、同社はSMBCACの完全子会社となります。なお、買収価額は約15億ドル(約2,000億円)を予定しています。なおロシア・ウクライナ情勢を踏まえて、ゴスホークが保有するロシア機材は本買収の対象外としています。

 新型コロナやロシア・ウクライナ情勢に影響により当面は緩やかな復調に留まる見通しですが、長期的には新興国を中心にグローバルな旅客需要の増加によるさらなる成長が見込まれており、航空機リース業界で激化する競争環境を踏まえ、長期的に見込まれる旅客需要の回復・成長トレンドを捕捉するため、SMBCACは今後の成長に先駆けて業容拡大を図る目的で今回の合意に達したとしています。

 またこの買収により機体数においては、エアキャップに次ぎ業界第2位のグループとなり、業界での存在感が増すことになるのと同時にスケールメリットを生かすことができるようになります。なおエアキャップの機体保有数は約2,200機、SMBCACは今回の買収により約700機の保有数となり、差は依然として大きいのが実情です。Photo : Airbus

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