カタール航空のAkbar Al Baker CEOは、ボーイングが現在開発中のB777Xの開発初号機の受領は、カタール航空になることを明らかにしました。
カタール航空はB777Xのローンチカスタマーの1社であり、既にB777-8型機を24機、B777-9型機を50機導入する契約をボーイングと結んでいます。また、今年発表された貨物型のB777XFも最大50機導入する予定となっており、B777Xシリーズの大口顧客となっています。
同CEOは、既報の通りB737MAX導入の覚書が失効したことを明らかにしており、これに代わり更にB777Xの発注を行う考えがあるとしており、今後追加発注により、現在導入機数2位のカタール航空が、1位のエミレーツ航空の115機を上回るのか注目されます。
なお既にボーイングは20機のB777Xを製造済みであることがわかっており、その内エミレーツ航空向けの機材は9機製造されています。そのほかには、ANA向けが3機、ルフトハンザドイツ航空向けが5機、カタール航空向けが3機となっています。Photo : Boeing
カタール航空、最大50機のB777XFと2機のB777Fを導入する契約をボーイングと締結 ボーイング史上最大の貨物機契約