カタール航空は、最大50機のB777XFと2機のB777Fを導入導入する契約をボーイングと締結しました。
この契約は、開発が決まったB777Xの貨物機仕様となるB777XFをカタール航空がローンチカスタマーとして最大50機(確定34・オプション16)導入し、既にリリース済みのB777Fを2機導入するものとなります。この契約はB777XF分だけでもカタログ定価で200億ドル以上の購入額となり、これはボーイング史上最大の貨物機の契約となります。なおこのほかにもB737MAX10を最大50機導入する契約を締結しています。
Photo : Qatar Airways
なおカタール航空は既に60機のB777Xを導入する予定ですが、今回この契約から20機がB777XFにスライドした形となり、B777Xの導入数は40機となります。
またB777XFの初号機の導入は2027年を予定しており、B777Fは活況を呈する航空貨物市場を取り込みを図る目的で早期に導入することが予定されています。
今回の契約に伴いカタール航空のAkbar Al Baker CEOは『ボーイングは、市場をリードする貨物機を製造してきた長い歴史があります。カタール航空は、777XFのローンチカスタマーとなる機会を得たことを光栄に思います。この航空機は、当社のお客様に対する商品提供をさらに強化するだけでなく、当社のビジネスの持続的未来を実現するという目標達成に貢献します』と述べてます。