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エティハド航空、A380型機の運用再開が濃厚 ロンドン・シドニー・パリ線に投入か

 エティハド航空は、退役を検討していたA380型機の運用を再開させることが濃厚であることがわかりました。

 これまでに現地紙が2022年12月にアブダビ~ロンドン/ヒースロー線に投入することを前提に再稼働に向けて準備を進めていることを報じていましたが、今回新たにロンドンで活動する航空ジャーナリストのZulqarnain Butt 氏が同社が近日中にA380の運用再開を発表する見込みであると報じたことから、現実味を帯びてきています。

 同氏によれば、今後3機の同型機を復帰させ、12ヵ月以内にロンドン線に週5便、シドニー線に週3便、パリ線に週2便同型機を投入する予定としており、注目が集まっています。

 同社は、コロナ以降A380型機を退役させることを検討していることを明らかにしていましたが、航空需要の回復に伴い可能性が低いながらもA380の再運用することについて、選択肢として排除しない考えを示しており、昨年12月には同社のTony Douglas CEOは、一定の市場条件が満たされた場合に限り、A380がエティハドブランドで再び飛行する可能性があるとし、「経済的にうまくいけば、A380は復帰します。旅行者やお客様は、ファーストクラス、レジデンス、ビジネスクラス、エコノミークラスを提供した私たちのやり方を気に入ってくれています」とコメントしています。Photo : Airbus

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