エアインディアのCampbell Wilson CEOは、歴史的な発注に向けて現在ボーイングとエアバスと協議中であることを明らかにしました。
エアインディアの親会社となるタタグループは、今後傘下エアラインに向けに500億ドル相当を投資して、ワイドボディ機最大70機、ナローボディ機を最大300機発注する予定とみられ、現在ボーイングとエアバスと協議している模様です。
タタグループが取得する前のエアインディアは、資金不足によるスペアパーツ不足などで航空機を運用できない状態であったりと多くの問題を抱えていましたが、資金が豊富なタタ・グループが取得したことで、今後同グループは機材の近代化を図りサービス向上を目指す考えです。
導入予定の機材も、ワイドボディ機においてはA350型機やB787・B777が候補に挙がっており、今後1社のみに発注するのか、あるいは2社に対して数機種の発注を行うかなどが注目点です。いずれにせよ、ボーイングとエアバスは大型契約となるだけに、かなり力を入れていることが報道されており、契約発表が待たれます。Photo : Air India