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スイスインターナショナルエアラインズ、A350-900型機を導入を年内にも決定へ

 ルフトハンザグループのスイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)は、A350-900型機の導入を年内にも最終決定して発表する見込みであることがわかりました。

 これは同社のDieter Vranckx CEOが地元メディアに明らかにしたもので、年内にもA350-900型機の導入を発表する可能性を示唆しました。

 同社は、これまでA340型機やA330の後続機としてB787とA350型機を天秤にかけていましたが、最終的にはA350型機の大きさが魅力となり同型機の導入を決定するものとみられます。

 具体的には同社が今後もファーストクラスを提供し続けることが大きな要因としており、B787-9型機に比べてA350-900型機の方が胴体幅、全長共に余裕があることから、同クラスを提供するには適しているとしています。またルフトハンザドイツ航空も2023年7月からファーストクラス搭載の同型機を投入する予定であることから、グループとしてファーストクラス提供機は同型機が適しているとの認識です。

 これまでに同社幹部がA350型機の導入が有力との認識を示したことがありましたが、CEOが言及したのは今回が初めてとなり、今後の発表が待たれます。なお初号機は2025年からの導入とみられており、今後日本路線にも投入されることになります。Photo : SWISS

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