米航空宇宙局/NASAは、老朽化したDC-8の後続機として元JAL機のB777-200ERを購入したことを発表しました。
かつて日本航空のJA704Jとして活躍した同型機は、2020年7月に退役し、アメリカのビクタービルで保管されていましたが、昨年12月15日にN774LGとしてNASAの改修センターとなるラングレーへフェリーされました。
NASAの資料によると、同型機は3,000万米ドル以下で取得されたことがわかっており、これまでNASAの飛行実験室として活躍したDC-8の後続機となる予定です。
今後同機は、多額の費用をかけて改修される予定ですが、実際に置き換わるには数年かからるとの指摘がされおり、本格的に活躍するのは数年後となりそうです。