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エアインディア、エアバスとボーイングと新機材導入で既に合意 計500機超の13兆円の契約を来週にも正式発表へ

 エアインディアは、今後の機材更新と事業規模の拡大を見据えて、近く歴史的な規模となる航空機の発注を行う予定とみられていますが、既にエアバスとボーイングの両社と合意に達したことがわかりました。

 複数のインド地元メディアによると、ボーイングとは1月27日に合意に達し、エアバスとは2月10日に合意に達したとしており、来週にも正式発表を行う見込みとしています。

 契約の詳細においては、多少の変動の可能性はあるものの、エアバスに対してはA320neoファミリーを240機、A350を40機発注して計約280機、ボーイングに対してはB737MAXを190機、B787を20機、B777Xを10機発注して計約220機となり、両社合わせて約500機以上の発注となる見込みで約1,000億ドル(約13兆1,500円)規模の契約になるとしています。

 同社は今後ビスタラを吸収合併する予定で、新機材の導入により高品質なサービスを提供するエアラインに変革する方針としており、タタグループの資金力を背景にどのようなサービスを展開していくのか注目されます。Photo : Air India

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