ボーイングは、B737MAXシリーズの生産体制を2023年中旬までに月産38機まで引き上げる方針であることがわかりました。
現地紙などによれば、同社は2023年中旬までに、現在の月産31機から38機まで増産体制を整える計画であるとしており、今後も需要が見込まれるナローボディ機の生産体制を強化します。
なお同社はレントン工場にあるB737MAXの3つの生産ラインに加え、B747の生産が終了したエバレット工場をB737MAXの生産拠点とすることがわかっています。
今後は2026年までに月産50機体制とする計画としており、コロナ禍でも生産を続け多くの機体をボーイングの工場に駐機させ、一部では過剰生産との指摘もありましたが、結果的に同社の予想通り、航空機需要も急回復して、増産体制を整える必要が生じるまでになっています。Photo : Boeing