中国南方航空は、A380を2022年に全機退役させる方針であることが明らかになり、既に2機(B-6136・B-6137)が飛行機の墓場として知られているアメリカのモハーベ砂漠へ移動済みですが、新たに1機がフェリーされました。
同社は11月6日のロサンゼルス発広州行きのCZ328便の運航をもって同型機の商用運航を終えおり、残る機体全てをモハーベ砂漠へ運び解体する予定とみられています。
今回新たに12月2日にフェリーフライトを行ったのは、B-6138となり、モハーベ空港を経由してサザンカリフォルニア・ロジスティックス空港に向かい無事到着しました。
今後は残る2機のフェリーフライト(B-6139・B-6140)を数日内に行うとみられており、これまで本拠地としてきた広州空港から姿を消すことになります。なおフェリーフライトでは日本上空を飛行することから、天候と場所の条件が合えば最後の雄姿を見届けることができるかもしれません。