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カーゴルックス機のB747-400Fが緊急着陸を実施 着陸時に右メインギアを失う

 現地時間2023年5月14日、カーゴルックスのB747-400Fがルクセンブルク空港にて緊急着陸を行い、着陸時に右メインギアを失うトラブルが発生しました。

 トラブルがあったのは、B747-400F(LX-OCV)で運航されたルクセンブルク発シカゴ行のCV6857便となり、離陸後、ギアを収納出来なかったことから、緊急着陸を宣言して出発空港のルクセンブルク空港に引き返しました。

 そして着陸時に、右のメインギアが外れ、現在事故調査が開始されています。なお一部情報によれば、ギアが正しく収納できず、曲がった状態であったことから、着陸時の衝撃でギアが折れた可能性が高いとしています。

 このトラブルにより同空港は、一時閉鎖され、他運航便にも影響が出ています。

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