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シンガポール航空、2023年3月期の決算が過去最高益となり従業員に給料8ヶ月分のボーナスを支給

 シンガポール航空は、2023年3月期の決算が過去最高益となり従業員に給料8ヶ月分のボーナスを支給することがわかりました。

 先日同社が発表した2023年3月期の連結決算は、最終損益が21億5700万シンガポールドル(約2200億円)となり、コロナから脱却したことを証明してみせました。

 この業績を受け、従業員は、労働組合と会社が合意済みの計算方式で給与の6.65か月分に相当する利益分配ボーナスを受け取ることができるほか、会社側の判断でパンデミック中のスタッフの献身、勤勉、犠牲を称えて、給与の1.5か月分に相当する特別ボーナスを支給します。

 同社従業員は、パンデミック時に最大で60%の給料カットを受け入れるなどしたとされており、このような忍耐が破格のボーナス支給に至ったと考えられます。Photo : Singapore Airlines

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