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シンガポール航空、2022年1月からのA380の運航再開を計画

 シンガポール航空は、2022年1月からA380型機の運航を再開する計画であることがわかりました。

 現在同社は、新型コロナウイルスによる航空需要の減退により、保有する全てのA380型機を運航停止措置としていますが、2022年1月にも同型機の運航を再開する計画です。

 同機が投入される路線は、シンガポール~フランクフルト経由~ニューヨーク/JFK線(SQ25/26)となり、2022年1月8日からの運用を予定しています。既にスケジュールにも反映され、同機による運航として予約の受付を行っています。その他路線においては、デリー、ムンバイ、北京、上海の特定日に同機による運航が反映されていますが、今後もコロナの影響を受けスケジュールが流動的になることも考えられます。

 同社は、保有する19機のA380を7機退役させる方針を2020年11月に発表し、先日までアリススプリングスで7機を長期保管していましたが、これまでに3機が同社の拠点であるチャンギ空港に移動したことがわかっています。また移動した機材においては、最新設備へ更新する機内改修を行ったとみられており、今後もA380の運用を継続する方針です。Photo : Singapore Airlines

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