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エアバス、A350Fの開発初号機に塗装されるデザインを発表

 エアバスは、現在開発中の貨物専用機のA350Fの開発初号機に塗装される機体デザインを発表しました。

 同社は、昨年10月から機体デザインを募集していましたが、4000以上の応募の中から最終的に2名のデザインを採用し、この2名のデザインを組み合わせるデザインとすることを発表しました。

 それぞれのデザインは以下の通りとなり、デザインに共通性があったことから、組み合わせることで更にユニークなデザインに仕上がっています。

【最終デザイン】
 ワイドボディの胴体は茶色の包装紙で包まれており、通常の宅配物に表示されるラベルや記号 (取り扱い注意、曲げない、落とさない、重量表示など) からもインスピレーションを得ています。

Photo : Airbus

 A350Fは、ボーイングが大きくシェアを握る貨物機市場において、エアバスがそのシェアを獲得するために開発している新型貨物機となり、旅客機市場で大きく成功を収めているA350型機のA350-1000をベースに開発が進んでおり、今後このデザイン機は、2024年にも登場し、その後2025年からのテスト飛行を経て初号機納入は2026年になる見通しです。

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