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ヴァージンオーストラリア航空、本日2023年7月22日より東京/羽田~ケアンズ線にB737MAX8を投入

 ヴァージンオーストラリア航空は、本日2023年7月22日より東京/羽田~ケアンズ線にB737MAX8を投入する計画です。

 当初の計画では、同路線が開設された6月28日から投入される予定でしたが、受領が遅れたことが影響し、これまではB737-700型機での運航となっていました。

 本日羽田線に投入されることにより、B737MAX8の運航路線としては、世界で4番目*の長距離路線となる見込みとなっており、この路線が成功すると長距離路線にナローボディ機を投入することを検討するエアラインが増える可能性もあります。
*(1位:バティックエアマレーシアのクアラルンプール~マレーシア、2位:ゴル航空のブラジリア~オーランド、3位:アルゼンチン航空のブエノスアイレス~プンタ・カナ)

 なお同社のB737MAX8は、2クラスを採用し、ビジネスクラスが8席、エコノミークラスが168席の仕様となります。

 現在経営再建中のヴァージンオーストラリア航空ですが、将来的にはワイドボディ機の再導入を検討していることが明らかになっており、羽田~ケアンズ線の開設は、将来的にワイドボディ機を投入するためのスロット維持の目的もあるとみられており、数年先になるものの、今後同社が保有する羽田スロットでどのような戦略がみられるのか注目となります。Photo : Virgin Australia

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