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フィリピン航空、再稼働を決めたA321ceoが間もなく復帰 定時性の向上を目指す方針

 フィリピン航空は、再稼働を決めたA321ceoが数日内に復帰する予定であることを明らかにしました。

 同社は、新型コロナウイルスの影響を受け、一部旧世代機の進退を決めかねていましたが、航空需要の回復やサプライチェーンの問題の影響により、復帰させることを決めていました。

 今回それら機材の復帰1号機となるA321ceo間もなく復帰する予定としており、この機材は国内線に使用され、主に定時性確保のために活用されることになるとしています。

 現在同社は、プラット・アンド・ホイットニー製エンジンの納入を待つため、計5機(A321neo3機、A320ceo2機)を駐機させ、サプライチェーン問題の影響を大きく受けている状態となり、回復が著しい需要に対応しきれていない状況が続いていますが、今後は旧世代機の再整備やリース導入などで稼働機数を増やす方針としています。

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