FSC 機材 航空ニュース

ルフトハンザドイツ航空、元フィリピン航空のA350-900型機をリース導入

 ルフトハンザドイツ航空は、元フィリピン航空のA350-900型機をリース導入する計画であることがわかりました。

 フィリピン航空は、経営難により一部のA350型機を契約期間を前倒しして、リース会社のSMBC Aviation Capitalに早期リースバックする事を決定していましたが、この機材を新たにルフトハンザドイツ航空がリース導入します。

 現時点でルフトハンザドイツ航空は詳細を明らかにしていないものの、既に『RP-C3506』がマニラからミュンヘンに移動したことがわかっており、最大で4機(全て元PR機材)をリース導入する可能性があり、今後詳細が発表されるものとみられます。

 同社は、先日エアバスに対してA350の発注数を45機(17機受領済)に増加させることを発表し、次の新機材は2023年以降に受領する予定ですが、今回先行して同型機をリース導入することになる予定です。

 なお今回のリース導入にあたっては、これまでフィリピン航空のA350-900型機のメンテナンスは、ルフトハンザテクニックが担当していたことから、機材の状態などを把握できていたことも決定の過程において影響を与えたものと考えられています。Photo : Lufthansa

ルフトハンザグループ、B787-9型機とA350-900型機をそれぞれ5機追加発注 ルフトハンザドイツ航空が2021年にもB787を受領へ

フィリピン航空、A350-900とB777-300ERの両機種の一部を早期リースバックへ

ルフトハンザドイツ航空、一転して5機のA340-600型機の復帰を決定 ファーストクラスの需要に対応