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キャセイパシフィック航空、計18機のA321neoの導入する契約が最終段階

 キャセイパシフィック航空は、計18機のA321neoの導入を間もなく発表する可能性が高いことがわかりました。

 Bloombergによれば、関係筋の情報として計18機のA321neoをリースで導入する契約がまとまりつつあるとしており、今後正式発表に至る可能性が高いとみられています。

 なおこのリース導入機がキャセイパシフィック航空向けなのか傘下の香港エクスプレス向けなのかは明らかになっていませんが、これまでの情報では、両社向けにA320ファミリーを約50機調達することを検討しているものの、2029年のデリバリー分まで予約が入っている状況であることから、早期導入を目指し不本意ながらリースでの導入を検討していることがわかっていました。

 コロナからの航空需要の回復により、機材需要も上向きになっていますが、特にナローボディ機においては受領までの時間を要する状況となっており、当面大型契約を締結しているリース会社に優位な状況が続くことが予想されます。
Photo : Cathay Pacific

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