エアインディア向けのA350-900型機の初号機が、トゥールーズのエアバスの施設で初飛行を行ったことが確認されています。
初号機となるF-WZFZ / MSN554は、当初アエロフロートロシア航空向けに製造された機体であることがわかっており、2023年末までに受領する同型機が全てアエロフロートロシア航空向けであった機材となります。
F-WZFZ Airbus A350-941 554 Air India #avgeek First flight of @airindia A350 pic.twitter.com/PAwr2V7aEK
— DigitalAirliners (@TLSWatch) August 4, 2023
これら機体は、年初に大型発注した機材の一部となり、早期受領を実現するために、客室の仕様もアエロフロートロシア航空のレイアウトでの導入となる見込みであることがわかっており、年内は計6機の受領を予定しており先日発表された新塗装での受領となります。
なおアエロフロートロシア航空向けの機材を受領するのは、ターキッシュエアラインズに続き2社目となり、アエロフロートロシア航空がエアバスに発注し未受領となっているA350型機の機材数は13機でしたが、今回のエアインディアの受領により在庫をほぼ一掃できる見通しです。