事実上の経営破綻から、現在経営再建中のタイ国際航空は、2024年第3四半期までに再建計画を完了される見込みであることがわかりました。
これは同社の、Chai Eamsiri CEOが明らかにしたもので、業績が改善し、組織の再編により2024年第3四半期までに再建を完了されることができると確信していると自信を示しています。
今年5月までの搭乗率においては、平均82%を記録し好調を維持しているとしたほか、今後は組織の再編の一環としてタイスマイル航空を統合し、来年2月までA320-200型機20機と人員を移管する計画としています。またA350-900型機を計11機リース導入する予定で、現在既に2機を受領したとしており、機材の拡充により、運航路線や便数を拡大する方針としています。
同社はコロナ以前まで客室乗務員を約3万人が在籍していましたが、昨年時点では1万5千人となっており、今後再び事業を拡大させる段階となっている模様です。Photo : Thai Airways
タイ国際航空、30機のワイドボディ機の導入に向けエアバスとボーイングと協議を開始へ A380の処分も交渉材料にする見通し