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ターキッシュエアラインズ、約600機の過去最大規模の発注はエンジン問題により更に先送りへ

 ターキッシュエアラインズは、2023年8月予定していた約600機にわたる過去最大規模の発注は、エンジン問題により当面見送る方針であることがわかりました。

 同社は、今後の事業拡大を見据えて400機のナローボディ機と200機のワイドボディ機の計600機の発注を発表する見込みでしたが、エアバス機とボーイング機に搭載されるエンジンが生産体制そして品質に問題を抱えていることから、当面見送る方針としています。

 同社は、「航空機の選考において、どのエンジンを搭載するか、それに加えてどのような種類のメンテナンス契約を結ぶかを検討中であり、それが発表していない理由です。」と述べています。

 しかしながら2033年までに保有機材を800機とし就航都市を400都市とする計画に変更の予定はないことから、上記問題に対処できる目途がつき次第大型発注が発表されるものとみられています。Photo : Airbus

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