FSC 機材 航空ニュース

ベトナム航空、B737MAX8を50機導入する契約をボーイングと締結したことを正式発表

 ベトナム航空は、B737MAX8を50機導入する契約をボーイングと締結したことを正式発表しました。

 既報の通り、同社は同型機を導入する見込みであることがわかっていましたが、事前情報通り計50機のB737MAXを導入することで、両国政府間者立ち合いのもと調印式が行われました。


Photo : Boeing

 今回の発表に伴い同社のDang Ngoc Hoa 取締役会長は「ベトナム航空の2025~2030年の機材戦略と2035年までのビジョンに沿って、航空機への投資は、経営改善と繁栄の見通しを支える重要なプロジェクトす。新しいナローボディ機により、当社は発展を促進し、国内線およびアジア路線で高品質のサービスを拡大することができるとともに、燃料効率の高い機材で保有機材を近代化することができます。」と述べています。

 ベトナム航空は、長らくナローボディ機においてエアバス機を主力機としていたことから、今回の契約はボーイングにとって大きな成果と言えます。

 なおボーイングは、B737MAXの発売以来、世界中の100以上の顧客から合計5,600機以上の同型機の受注を獲得しています。

ボーイング、B737MAXシリーズの生産体制を2023年中旬までに月産38機まで引き上げる方針

アメリカ議会、B737MAX10とB737MAX7の新基準適用免除を決定 ロビー活動でボーイングが勝利

ベトナム航空、2023年11月4日より名古屋/中部~ホーチミン線を増便