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ルフトハンザグループ、元ラタム航空機のA350-900型機を4機導入することを決定

 ルフトハンザグループは、A350-900型機を4機追加導入することを発表しました。

 これら4機は、Deucalion Aviation Limitedから購入するものとなり、今年中に同グループに納入される予定となります。なおこれら機材は、ラタム航空ブラジルで運用され、経営再建計画の一環として手放されたものとなり、ルフトハンザグループはコロナを通じて多くの最新鋭機を安価な価格で手に入れたとみられています。

 現在同グループは、21機のA350-900型機を保有しており、残るA350シリーズの未受領機は計38機(うちA350-900が28機、A350-1000が10機)となりますが、今回の4機の追加購入により計42機となります。既報の通り、この他にも南アフリカ航空で運用されたA350型機の導入も検討しているとみられており、更に導入機数が増える可能性があります。

 なお2025年からは同グループのスイスインターナショナルエアラインズが同型機の運航を開始する予定となっています。Photo : Lufthansa

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