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ルフトハンザドイツ航空、復帰5号機となるA380が保管場所のタルブを離れ全機再稼働に向け準備を進める

 現地時間2023年10月5日、ルフトハンザドイツ航空の復帰5号機となるA380が保管場所のタルブを離れ、A380型機の全機再稼働に向けて準備を進めています。

 ルフトハンザドイツ航空は、計4機のA380型機を2023年内に再稼働させる予定で準備を進めていますが、現在D-AIMK、D-AIMM、D-AIMLの3機はすでに運用を再開しており、年内復帰分の最終機となるD-AIMNは、マニラのルフトハンザテクニックの施設で大規模なメンテナンスが行われており、10月下旬にも定期路線に投入される見込みとなっています。

 今回復帰に向けて保管場所を離れた復帰5機目となる『 D-AIMC 』は、2024年復帰分となりますが、既にフランクフルト空港に到着しており、今後は、マニラのルフトハンザテクニックの施設で重整備を行うための飛行に備えた整備をフランクフルトで行います。

 また同社は、これまで保管していた計8機のA380のうち、D-AIMCのみをフランスのタルブでの保管とし、その他はスペインのテルエルでの保管としていたことから、今回のフェリーによりタルブでの預かりはなくなり、一つ区切りがついたことになります。

 なお残る保管機は計3機となりますが、2025年までには全機が復帰する見通しとなっています。Photo : Aeropuerto de Teruel

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